2 mai 2017
強力な専用3Dソフトウェアプラットフォームの最新リリースで、ハードウェアとソフトウェアのシナジー効果、Solid Edgeとの相互運用性、光学式プロービング機能を提供
ポータブル3D測定ソリューションとエンジニアリングサービスの分野で世界をリードするCreaformは、最新のVXelements 3Dソフトウェアプラットフォームおよびアプリケーションスイートの発売を発表しました。これにより、リバースエンジニアリング、ラピッドプロトタイピング、寸法検査において、これまでにないハードウェアとソフトウェアのシナジー効果がユーザーにもたらされます。
両モジュールでの主な追加及び強化機能は次のとおりです。
VXinspect – 寸法検査ソフトウェアモジュール
- MaxSHOT 3Dを使用した光学式プロービング:ユーザーはエンティティを取得したターゲットデータから自動的に抽出することや、光学式プロービングデータとスキャンデータを組み合わせて検査結果をさらに簡単に網羅することなどができます。さらには、最適な写真測量モデルとCADファイルの比較を、マウスをクリックするだけでカラーマップとして入手できます。
- スキャンデータからの迅速な検査:VXelementsのワークフローの改善、サーフェスのベストフィットによる位置合わせ方法に制約を追加できるように機能を強化、フィーチャー作成用の3Dビューアにおける新たな双方向機能など、ユーザーは作業をスピーディかつスマートに行うことができます。
VXmodel – Scan–to-CADソフトウェアモジュール
- Solid Edgeとの相互運用性:ユーザーは、サードパーティソフトウェアであるSOLIDWORKS、Autodesk Inventor、そして今回新たに加わったSolid Edgeに、VXmodelのデータを1クリックで直接転送できるようになり、柔軟性とユーザーワークフローへの統合がさらに強化されました。
- 位置合わせの最適化:複数のSTLファイルを使用するプロジェクトにおいて、位置合わせプロセスの管理が簡素化されます。
Creaformのプロダクトマネジメントディレクターであるダニエル・ブラウン(Daniel Brown)は、次のように述べています。「VXelementsのアルゴリズムによってあらゆるレベルのユーザーにとって測定がシームレスに簡素化されるため、幅広く強力な新機能を使用して、生産性、市場投入までの期間、コストを改善することができます。VXinspectおよびVXmodelモジュールの新しいソフトウェア機能と改善は、設計と検査の両ワークフローにおいて、迅速で正確な結果を求める業界ニーズに応えます。強力でユーザーフレンドリーな写真測量(フォトグラメトリー)機能を手にするユーザーの皆様が、業界の厳しい要件を満たす結果に自信を持つご支援ができることを、大変喜ばしく思います」
新製品はドイツのシュトゥットガルトで開かれたCONTROLを皮切りに、アメリカ、ヨーロッパ、アジアのイベントで紹介されています。 日本においては、東京ビッグサイトにて6月21日~23日に開催される「日本ものづくりワールド2017 - 第25回IVR:3D&バーチャルリアリティ展」(小間番号: 47-32)に出展し、製品ライブデモをおこなう予定です。
【Creaformについて】
Creaformは、3Dポータブル測定機および3Dエンジニアリングサービスの開発、製造、販売をおこなっています。3Dスキャン、リバースエンジニアリング、品質管理、非破壊検査、製品開発および数値シミュレーション(FEA/CFD)において革新的なソリューションを提供しています。Creaformの製品とサービスは、自動車、航空宇宙、一般消費財、重工業、ヘルスケア、製造業、石油/ガス、電気、研究/教育分野など多岐にわたる業種業界を対象としています。本社および製造拠点をカナダ・ケベック州レヴィに置くCreaformは、レヴィとフランスのグルノーブルにイノベーションセンターを構え、英国、フランス、ドイツ、ブラジル、中国、日本、インド、韓国、シンガポールで事業を展開しています。
CreaformはAMETEK Inc.のAMETEK Ultra Precision Technologiesの一事業部です。AMETEKは、年間売上高約40億ドルを誇る電子機器および電気機械装置の世界的なリーディングメーカーです。