機械的損傷モジュールによるパイプの軸曲がりの評価

機械的損傷モジュールによるパイプの軸曲がりの評価

腐食モジュールを使用する際、パイプに軸曲がりがある場合は、ピットゲージの寸法と伸びの最小/最大数が必要となります。 そのため、パイプ部分が曲がっているときに、通常短いピットゲージを使用します。本当にパイプが曲がっているかどうかは、 機械的損傷モジュールを使って次のステップを実行すると、調べることができます。

  1. 機械的損傷モジュールのパラメーターに進み、重要ファクターの低い数値を選びます。

  2. 必ず、「直径の計算値」を使用して解析を行ってください。

    Mechanical damage 1
  3. 結果を見ます。 中心の色が側面の色と違う場合、パイプに小さな曲がりがある可能性があります。

    Mechanical damage 2

    12時の位置:側面で正の偏差があり、中心で負の偏差がある場合、パイプが曲がっていると考えられます。

     

  4. 180°回したときの結果を見ます。 通常の軸曲がりの場合、偏差のカラーマップが反対になります。

    Mechanical damage 3

    6時の位置:今度は中心で正の偏差があり、パイプの側面でも負の偏差があります。