VXelementsでは、特殊なアルゴリズムを使用して境界部分を処理します。このデータを処理する際に2つのパラメーターを変更することで、VXelementsの性質を変えることができます。これらのパラメーターにアクセスするには、[プロジェクトツリー] の[スキャン]をクリックします。
![](/sites/default/files/assets/tips-tricks/2014-11/boundaries-param/img1-259x128-20141127.jpg)
![](/sites/default/files/assets/tips-tricks/2014-11/boundaries-param/img2-256x410-20141127.jpg)
[境界の最適化]が1つ目のパラメーターです。 このパラメーターは特殊なアルゴリズムを使用して、最小から最大まで境界の最適化の度合いを決めます。
境界は最適化されません
![Constraints Cylinder](/sites/default/files/assets/tips-tricks/2014-11/boundaries-param/img3-206x44-20141127.jpg)
すべての境界が最適化されます
![Expanding Panel](/sites/default/files/assets/tips-tricks/2014-11/boundaries-param/img4-206x44-20141127.jpg)
ヒント
境界部分に配慮しない場合は、[境界の最適化]のパラメーター値を0に設定すると、処理時間を大幅に短縮できます。
[境界の最適化]のパラメーターが0以外に設定されていると、境界が最適化されるときに[境界の鮮明さ]パラメーターが使用されます。 このパラメーターは、仕上がり時の境界をどのくらい鮮明にするか、滑らかにするかを設定します。
![](/sites/default/files/assets/tips-tricks/2014-11/boundaries-param/img5-237x44-20141127.jpg)
[境界の最適化]は境界に沿ってボールが動き、三角形の角をつぶしていくイメージです。[境界の鮮明さ]はボールの直径と言えます。この値を大きくするとボールの直径が大きくなるため、つぶされる三角形が増え、より滑らかな表面ができます。下記の赤い線は最終的な境界を表しています。
![](/sites/default/files/assets/tips-tricks/2014-11/boundaries-param/img6-963x192-20141127.jpg)
例:ホイールキャップ
以下では、ホイールキャップの片面だけをスキャンする場合を想定します。ここでは、2種類のパラメーターを使って最適化できる多数の境界を作成します。
![](/sites/default/files/assets/tips-tricks/2014-11/boundaries-param/img7-943x521-20141127.jpg)